12月11日(土)9時から、能登島地域づくり協議会生活福祉部会の研修会を開催しました。前半は七尾市の認知症サポーター養成講座、後半は福祉部会の意見交換会をグループワークで行いました。町会長さん、民生児童委員さん、地域福祉推進員さん、生活福祉部会委員さんにご案内をして、34名の方が参加して頂きました。
前半の認知症サポーター養成講座では、在宅介護支援センターさはらから中田さん他4名の方が講師にきていただきました。認知症の基礎知識や当事者の方に関わる際の心得などを、動画や紙芝居をまじえながら分かりやすくお話をしていただきました。
後半の意見交換会では、ご近所の在所で分かれたテーブルごとに地域の福祉について①在所の困りごと・困った方について、②良いところ・活動について、③困りごとに対しての改善案や良いところで伸ばせること、の3点について一人ずつ意見を書いてもらい、全体で共有しました。③の改善案としては、草刈りがされず伸び放題の空き家などをどうするかという困りごとに対して、所有者に了承を得たうえで在所で草刈をしているという意見などが出ました。また、地域づくり協議会として取組を検討している一人暮らしの除雪補助や見守り電球、出張「島のいっぴき」(集落の集まりにお弁当配達)などの事業について紹介し、意見をお聞きしました。
今回福祉部会としては今年度初めての研修会となりました。県内ではコロナが落ち着いていることもあり、たくさんの方に集まっていただきました。ご近所同士の情報共有の場としていただけたかと思います。今日のそれぞれのご意見について地域づくり協議会としてまた一緒に考えていければと思います。ご参加いただいた皆さん、講師の皆さんありがとうございました。